秦の始皇陵−兵馬庸 (チンシーホワンリン -ピンマンヨウ) - 1987 年登録

昔から東と西の文化を繋ぐ『シルクロード』の起点の街として栄えてきた中国西部最大の都市・西安。 その郊外に、紀元前246〜210年に中国を統一した最初の封建皇帝=秦の始皇帝を奉るために作られた。

1974年、村民が井戸を掘っていた時に偶然に発見され、その後、発掘調査が進むにつれ、想像を超えた規模の大きさと数々の出土品に世界のが注目し続けている。

最大の見どころは、ひとつとして同じものがないという、約8000体もの等身大の人や馬を模った陶俑や陶馬がずらりと並ぶ兵馬俑坑。当時の秦の軍団を今に偲ぶことができる。俑坑は秦の始皇帝陵墓の東約1.5kmにあり、現在3号坑まで発掘が進んでいる。

シルクロード浪漫と悠久の古都・西安




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