フランスの世界遺産は、2002年6月現在で、26ヶ所。そのうち、このラングドック-ルシヨン、ミディ・ピレネー地方にあるのは、文化遺産3ヶ所、自然遺産1ヶ所の計4ヶ所となっている。
ラングドック-ルシヨン,
ミディ・ピレネー地方の世界遺産
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・ ミディ運河(ラングドック)
・ 歴史城壁都市カルカッソンヌ(ラングドック)
・ ヴェゼール渓谷の装飾洞窟群(ペリゴール)
・ フランス&スペイン国境のペルデュ山(ミディ・ピレネー)
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さて、世界遺産もいいけれど、“美味しいもの”の方がもっと興味ある!という人にピッタリなのが、この地方。なにせ、世界三大珍味といわれるフォアグラとトリュフの2つの産地であるのだから、グルメな人には見逃せない!
その他にも、紀元1世紀頃から作られていたというCahor/カオー(注:日本のガイドブック等には“カオール”と記載されているが、カオールと言っても地元では全く通じない。強いてカタカナで表記するならカオー)の『黒ワイン』や世界3大ブルーチーズのひとつと言われる『ロックフォール』などもこの地方の名産。
また、フランス料理に欠かせない『鴨料理』も有名で、この地方で獲れるクルミや地中海風のニンニクを使ったソースなど、料理のバラエティも豊か。そして、ワインだけでなく、世界の銘酒『コニャック』もこの地方で作られているのだから、飲兵衛にも超おすすめ!
郷土料理としては、Cassoulet/カスレと呼ばれるソーセージや豚肉と白インゲン豆や玉ねぎなどを煮込んだものが有名。このカスレの歴史は古く、このように鍋で煮込んで、器ごとオーブンで焼いて出す料理の仕方をカスレ→キャセロールと呼ぶようになったという話もあるとか…。
グルメ・エリアと呼ばれるこの地方のおすすめレストランをご紹介します。激安のフォアグラ料理に名物料理、美味しいワインで乾杯!
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