1904年フランス国境に近いフィゲラスで生まれ、17歳の時マドリッドへ上京。美術学校へ入学したが、学校から除籍され、パリへ出る。
パリで「シュールレアリズム(超現実主義)運動」に加わり、27歳の時、初の個展を開く。
マドリッドの美術学校時代に知り合った、詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカや精神分析学のフロイトらの影響を受け、絵画のみならず、映画などにも幅広く活躍。シュールレアリズムの骨頂ともいえる、数々の独創的芸術作品を生み出した。
バルセロナから電車またはバスで約2時間〜2時間半にあるダリの生まれ故郷フィゲラスに「ダリ劇場美術館」がある。
ここではダリ特有の“だましの世界”が繰り広げられている。1938年にパリで開催された「第1回シュールレアリズム国際展覧会」の入り口を飾った『雨降りのタクシー』をはじめ、ダリならではのシュールレアリズムとトリックを用いた様々な作品が楽しめる。
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